英語クエスト~英検1級の理系大学生が通訳ガイドを目指す~

旅と英語好きの大学生の雑記ブログです。RPG感覚で英語スキルのレベルアップを目指します。現在地点【英検1級】

【小技】アマゾンエコーをオーディブル的に活用する方法

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Hi there!nozoです。

 

最近アマゾンエコーを買いました。なかなか便利です。他の作業をしながらでも、問いかけ1つで明日の天気や今日のニュースなどを教えてくれます。アマゾンエコーには、Alexa(アレクサ)という音声認識システムを搭載されていて、(iPhoneでいうSiri)、これがかなり正確です。そして正確な上に、部屋のどこからでも音声認識してくれます。個人的にはグーグルアシスタントやSiriよりも優秀に感じます。さすがアマゾン、音声認識の分野でも台頭してきそう。

 

さて、この記事では説明書やネットの記事では、あまり書かれていないアマゾンエコーの小技的活用法;アレクサオーディブルを紹介します。ちなみにアレクサオーディブルという名前はオリジナルではなく自分で勝手に付けました。

 

《やり方》

アレクサオーディブルのやり方はシンプルに「アレクサ、『(本の名前)』を音読して」といった感じで呼びかけるだけです。するとキンドルライブラリーを探して該当する本を読んでくれます。

 

《呼びかけ例》

・「アレクサ、『(本の名前)』を音読して」

→ほぼ確実に音読してくれます

・「アレクサ、(著者の名前)の本を音読して」

→ほぼ確実に音読してくれます

・「アレクサ、(本に関わるキーワード)の本を音読して」

→体感50%くらいの的中率。僕はキンドルに『人工知能は人間を超えるか』(松尾豊著)という本を入れていますが「人工知能」というキーワードだけでいけました。

※的中率はライブラリーの蔵書数にも依存しそうですね。僕は30冊くらいです。

 

《注意点》

キンドルライブラリーにある本のみを音読してくれます

・音読のクオリティーは当然本家オーディブルに落ちます

・難読漢字は読み間違えもしばしば

・疲れて時々音読を中断します

・本家に比べると無機質に聞こえます

 

音読としてのクオリティーはあまり期待しない方がいいです。自分は既に読んだ本を読み返す代わりに、この機能を使って本の内容を復習しています。以上、アマゾンエコーを用いてキンドルライブラリーの本をオーディブル的に活用する方法でしたー

【近況報告】最近ブログ更新が多い理由と新企画

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どうも、nozoです!昨日から新学期が始まりました。自分はもう大学3年生です。。そろそろ進路というか自分がやりたいことを明確にしておきたい時期(ここに来てまた迷走してます)自分はビジネス、メディアアートの分野に興味があるので、来週はIT系のスターティアラボと筑波大のデジタルネイチャー研究室を見学してきます。なにかヒントが掴めればいいなー。

 

最近はブログも珍しく頑張っています。理由は日々の記録とマネタイズへのかすかな希望(無収入)(学生ニート)(バイトせねば)

とりあえず三ヶ月は毎日更新でいきたいなあ。ここら辺を意識しだした近況も近いうちに記事にできればいいなと思います!

 

さて、僕の所属しているコースでは学部三年後期から研究室配属があるのですが、自分の言いたい研究室はまだ決め切れていません。自分の行きたい研究室に行けるように、GPAを意識して日々の授業も有意義に受けたいですね。あとは実践的な授業もあるので割とモチベーションも上がってる!

 

前置きが少し長くなりましたが、そんなこんなで、需要があるのかははなはだ疑問ですが笑、日々の授業の一部を【授業レビュー】としてブログでまとめて、復習してみようと思います。お分かりでしょうか。nozoはなんでもとりあえすレビュー付ければいいと思ってます笑 次の記事でオートマトンの初回を。では!

※主に、自分が印象に残ったこと、気になったこと、学んでる感覚になったことを書いていくので、網羅性、体系性よりも要点や間違いやすいポイントに絞ってまとめていければと思います。

 

 

 

 

 

 

【通訳ガイド】ベテラン通訳案内士に「新人通訳ガイドに需要があるか」聞いてみた

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どうも、nozoです!岩手を中心に全国で活躍されている通訳案内士の佐々木和一郎さんとお話しさせていただく機会があったので、「新人通訳ガイドって需要あるの?」「何が大変?」など、僕自身が気になることについて、色々と質問させていただきました。その中でも特に参考になったことをシェアしたいと思います。

 

①新人通訳ガイドに需要(仕事)はありますか?

佐々木さんー有給ガイドの場合、都心部だと需要はあるかも知れないが、地方ではあまり需要はない。岩手などの地方部では、ボランティアとして、通訳ガイドの経験を積むと共に、通訳ガイドコミュニティのコネクションを増やしていくのがいいと思う。次第に信頼を勝ち取れば、有給でお仕事がもらえるようになる。

 

②通訳ガイドで大変だったことはありましたか?

ー「どうやって味噌は作るの?」「この鳥居はなんのため?」「相撲の起源は?」「平泉はなぜ文化的価値があるのか」など、日本人が普段生活していても気に留めない=多くの日本人が答えられないことが、外国人は気になります。外国人は日本人よりも日本文化を見ています。日本を客観的に捉え、他国には新鮮に映る日本に対して「気づき」を得ることが大切です。そのためには外国の友人と交流して日本の疑問について聞いたり、「日本の事象300選」などの本を読み、教養をつけることをおすすめします。

 

③通訳や通訳ガイドをしていて良かったことは何ですか?

仕事の過程で色々な知識をつけられること。通訳業務は仕事の前に準備するが、通訳の内容が多岐にわたるため、下準備をすることで幅広い知識をつけられる。通訳されるひともその業界の一流なので、一級品のお話を聞ける。

 

他にも色々とためになる話をしていただきました。特に「通訳業務を通して、他の業界の一級品のお話を聞けて教養も付く」というところは、今後全国通訳案内士試験を受けるに当たって、大きなモチベーションになりそう。新人通訳は最初はボランティアから、というのも納得しました。マネタイズのタイミングは後ろでもいいかなと思います。佐々木さんは岩手の通訳会の中では重鎮らしいのですが、とってもフレンドリーに接していただきました。佐々木さん、ありがとうございました!

 

以下参考になったTips

・他県に行っても、その土地のことを勉強すれば仕事は出来る

・都会はルーティン(やる人、やることが決まってる)

・まずは登録。色々な観光協会がある

・日本の歴史を英語で読む(「気づき」の話と関連して)

・翻訳業務ではブラインドタッチは必須

・二次の口頭試験では、(すくなくとも佐々木さん受験当時は)面接官は5m先なので大きな声で。どんなにいいガイドでも伝わらなくては意味が無い

・付加疑問Do you? Don't youの応答は間違えやすいので注意

・スピーキングをなまらせないために「音読」。読む記事は自分が興味のある題材だと続けやすい

 

 

 

 

 

 

 

 

【映画レビュー】フォレストガンプ

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不朽の名作として名前だけはしってたけど、実際には観たことがなかった『フォレストガンプ』を観ました。明日から新学期にもかかわらず深夜に観てしまったけど、とってもいい作品だったので結果オーライでした。眠いので簡潔に、、

 

アメリカで激動の時代を生きた一人の男の半生を描いたヒューマンストーリー。主人公フォレストガンプは生まれつきIQが低いながら、愚直に、誠実に生きることで、様々な人を巻き込み、自らの人生をプラスの方向に切り開いていく。

 

ストーリーは飛び抜けて明るいってわけではないけど、観ていて何度か大笑いしてしまった。ドラスティックな展開が続くのに、主人公ガンプが大活躍する様をコメディチックに描いていてとても面白かったです。そして、ババやママとの別れのシーンなど、シリアスな部分も良かった。

 

ハンディキャップを抱えていても、前向きに生きていれば人であれ機会であれ、何らかの「チャンス」はやってくる。そんなことを感じさせてくれる映画でした。

 

【ブックレビュー】起業の科学 スタートアップサイエンス ①アイデアの検証

 

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企業家が必ず直面する課題と対策を、時系列に整理。成功を夢見る前に、ありがちな失敗を必ず潰す、ありそうでなかった「起業の教科書」(本の帯より)

 

アマゾンのビジネス書部門で昨年度ベストセラーとなった『起業の科学 スタートアップサイエンス ①アイデアの検証』を読みました。本の帯の通り、スタートアップが陥りやすい失敗が、「アイデアの検証」「課題の質を上げる」「ソリューションの検証」「プロダクトマーケットフィット」「スケールするための変革」という順に、時系列順にまとめてられています。この記事では①アイデアの検証について印象に残ったことを書いていきます。

 

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イシューからはじめよ

世の中にはたくさんのビジネスアイデアがあるが、目指すべきは課題の質とそのソリューションの質がいずれも高いアイデアである。その両方が揃うからこそ、市場で輝きを放つエアイデアになる。そして「課題の質を上げる→ソリューションの質を上げる」というパスは存在するが、「ソリューションの質を上げる→課題の質を上げる」パスは存在しない。よって、スタートアップを始めるに当たって真っ先に注力すべきことは、解決を目指す課題の質を向上させることだ。筆者は1500以上のスタートアップを見てきたが、「イシュードリブン」でなく「ソリューションドリブン」「プロダクトドリブン」「技術ドリブン」であるスタートアップがあまりにも目立つという。

課題を軽視して大失敗

【グーグルグラス】発売当時で17万。プライバシーも問題に。課題・アイデアの検討が不十分で「プロダクトドリブン」だったため失敗

【アップルウォッチ】アップルの思うほど、ユーザーは腕時計サイズのスクリーンで地図を見ず、買い物もしなかった

課題の質を決めるファウンダー3つの要素

①高い専門性

②業界の知識

③市場環境の変化(PEST)に対する理解度

④「自分事」であるか

「痛み」の当事者であったりや共感を持たないと、課題を本気で磨き込むことは難しい

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自分のビジネスプランたちを見返してみても、プロダクトドリブン、テクニックドリブンなプランは、周りにはウケるんだけどあまり磨き込めず、逆にイシュードリブンで考えたプランは深くまで考え込めるので、最終的な満足度や周りの評価も高かった気がするなあ。

「物々交換×自慢」というアイデアで大船渡のビジコンで最優秀賞を獲ったプラン「物々交換ネット市場 おらほの自慢」は、「大船渡の観光客・人口減少」というイシューに真正面から向き合ってた。

「作り手×創り手」のマッチングを目指した「ツナグ」は、自分が「生産者やデザイナーの課題」を良く理解しておらず、webサイトのUIなど小手先の勝負=プロダクトドリブンになっていた結果、プランの磨き込みがおろそかになっていたのだと思う。

 

「痛み」をいかに自分ごととして捉えられるか。出来るだけイシュードリブンで考えていきたいと思います!

【理系大学生】全国通訳案内士試験を受けてみる【傾向と対策】【平成30年度版】

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はじめに

観光スポットを巡りながら外国人観光客のガイドを務める全国通訳案内士。「外国人と話せて観光できてお金まで稼げるなんて最高やん!」なんてポジティブに考えて、今年この試験を受験予定の僕ですが、↑最近改正されたガイドラインを見てみると、トイックによる外国語試験免除規約がめっちゃ厳しくなってることに気づきました。調べてみると、なんとも絶妙なタイミングで通訳ガイドを志していたことが判明したので、 個人的なメモも兼ねて以下に簡単にまとめておきます。

 

今年は通訳ガイドクライシス

「TOEIC Listening&Reading Testについて900点以上、TOEICSpeakingTestについて160点以上又はTOEIC WritingTestについて170点以上を得た者が、英語による全国通訳案内士試験を受験する場合は、外国語筆記試験(英語)を免除する。」
(H30/3/30改正 『全国通訳案内士試験ガイドライン』より抜粋)

つまり、L&Rのボーダーが900点に変更され、さらにS&Wでも8割得点が条件となっています。去年は普通のTOEICテストで840点以上なら免除なのに。

 

なぜ難化したのか?

2020年の東京オリンピックに伴う訪日外国人増加を見据えた昨年の通訳案内士法改正で、無資格でも有給ガイドが可能になりました。この規制緩和により、試験の難易度を上げて合格率を下げても新人ガイド総数に影響が出にくくなったことが、今回の免除規定変更の主因のようです。

 

対策

ここからは個人的な試験対策ですが、このような状況となると、試験自体の難化も予想されます。幸い英語の筆記試験は英検1級で免除出来ますが、高校以来ご無沙汰の地理や日本史の筆記試験(8月)はやっぱり不安です。対策必須。そして、もっと不安なのは2次の口頭試験(12月)。上述の理由に加え(※)、もともとスピーキングが苦手なので、結構本格的に対策をしなければなーとぼんやり考えています。期間的には大体6ヵ月くらい。英検の2次対策で使ったブログや参考書たちが大活躍しそう。また、今期は留学生のチューターも任せてもらえそうなので、そこでのスピーキングの機会も有意義に使っていきたいです。

 

でも結局は...

今年度難化のショック(※※)で、つらつらと通訳案内士試験について書いてしまいましたが、結局合否を決めるのは、シンプルに「合格出来るだけの準備」ができたかどうか。これは変わりません。文字に起こしたらスッキリしたので、これから数ヶ月間、ほどよく楽しみながら対策していけたらな〜と思います。

 

※少し補足します。口頭試験の主な内容は「通訳・通訳ガイドデモンストレーション」。要は、当たり前ですが「どれだけガイドに適しているか」を見ます。なので、形式上は「絶対評価」です。ただし、受験生全体のレベルが高く、面接官が抱く「受験生の平均値」として審査のハードルが上がると、実質的に「相対評価」になり、副次的に口頭試験自体が難化することも考えられます。難化した1次試験やトイック免除の猛者たちに競り勝たないといけない点で、今年は例年よりもハードモードの口頭試験を受けなければいけないと予想しています。

※※現在学部3年で今後他県の大学院に進学予定という状況を考えると、スケジュール的には今年度中に合格して来年度だけでも地元で通訳ガイドを務めてみたいですね。。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略①

今までの経験と世界認識に共通して、読書は投資効果が高いと思う。ただ、インプットするだけでは足りないことも薄々気づいていた。情報を「使える知識」「教養」昇華するためにアウトプットも兼ねてレバリッジリーディングをしてみる。

 

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略①(序章~第1章)

・人生100年ライフ

私たちの人生は、これまでになく長くなる。私たちは、人生の様々な決定の基準にしているロールモデルより長い人生を送り、社会の習慣や制度が前提としているより長く生きるようになる。

過去200年間、平均寿命は10年に2年以上のペースで延びてきたのだ。

 

・レクリエーションからリ・クリエーションへ

人生で多くの移行を経験し、多くのステージを生きる時代には、投資を怠ってはならない。新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変えるための投資、新しいライフスタイルを築くための投資、新しいスキルを身につけるための投資が必要だ。

100年ライフの恩恵の1つは、余暇時間の使い方を見直し、消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らして、投資とリ・クリエーション(再創造)の比重を増やせることなのかもしれない。

 

・「一斉行進」が終わる

マルチステージの人生では、新しい人生の節目と転機が出現し、どのステージをどの順番で経験するかという選択肢が大きく広がる。

今日の社会は、エイジとステージが一致することを暗黙の前提としている部分が多い。企業の人事制度、マーケティング、法律にも、この前提がしばしば深く根を張っている。

 

・平均寿命上昇の理由

最初は、乳幼児死亡率の改善が平均寿命を大幅に押し上げた。

次に、中高年の慢性疾患、特に心臓血管系の病気とがんの対策が進んだことが平均寿命の大幅な上昇をもたらした。

この次に平均寿命を大きく上昇させるのは、高齢にまつわる病気の克服だろう。

 

・世界のどこで生まれた人も寿命が延びる

1900年、インドの平均寿命は24歳、アメリカは49歳だった。1960年、アメリカの平均寿命は70歳まで延びたが、インドは41歳にしか延びていなかった。しかし、インドの経済成長が加速すると、差は縮まり始めた。2014年、インドの寿命は67歳に達した。100ライフは、世界規模で拡大しはじめているのである。豊かな国がその時代を一足先に迎えるだけに過ぎない。