備望録

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ローマの休日

今日、「ローマの休日」を映画館で観た。午前十時の映画祭。素晴らしかった。アン王女、ジョーブラドリー、ジョーの友人の写真家、その他出てくる人みんなが魅力的。王族が故の厳格な生活に疲れた王女が、平民の新聞記者と偶然知り合い、惹かれあっていく。一見ありがちな設定に感じなくもないが、実際観てみると、そんなこと全く感じないほど面白い。オードリーヘプバーン演じるアン王女は無邪気で奔放。グレゴリーペック演じるジョーは合理的で優しくユーモラス。そんな2人のやり取りが、観ていてとても心地よかった。例えば、最初の場面。ジョーがアンをタクシーで帰そうとするのだが、アンの様子は上の空。その時のジョーの気遣い、そしてユーモラスな返し、タクシー運転手との問答、どれも魅力的で、クスッと来てしまった。他にも魅力的なシーンはいっぱい。スクーターで2人で爆走、真実の口、スペイン広場のカフェでジェラート、船上パーティでの乱闘(「ギターの王冠」は個人的に傑作笑)。中でも自分の一番好きなシーンは、最後ジョーとお別れしたあとの記者会見。一番良かった都市を聞かれて、側近の助言に構わずローマと言い切ったアン。あの時のアンの気高さと言ったら...。涙ぐむジョーもグッときた。カメラマンがアンに写真を渡すシーンも大好きだった。ハッピーエンド、バッドエンドと簡単に片付けられない、重厚で雄弁なストーリー。上映後には、晴れ晴れとした清々しさと、一抹の切なさが心に残った。まさに映画の醍醐味を味わえる作品。不朽の名作。後世にまでずっと輝き続けて欲しい。今度は字幕なしで、完全

オリジナルを味わってみたい。「ローマの休日」に心から感謝と敬意を表します。

Express my appreciation to ''Roman Holiday'' from the bottom of my heart.